小児眼科について
気になる症状は
早めにご相談ください
幼児期のお子様は視機能が最も発達する時期のため、屈折異常について調べ、必要に応じて発達、改善をサポートします。視機能の発達という面でも、小児期は非常に大切な時期です。当院では、斜視、弱視に対する訓練、治療眼鏡の処方などを国家資格である視能訓練士免許を持っている視能訓練士が2名在籍しています。目に起こっている異常を言葉で伝えることができないため、目の動き、顔の癖などで気になることがある場合は早めにご相談ください。
キッズスペースを完備しています
お子様連れでも安心してご来院いただけるようにキッズスペースを完備しています。おもちゃや絵本をご用意していますので、待ち時間も楽しくお過ごしいただけます。
お子様に多い疾患
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仮性近視
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結膜炎
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斜視
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弱視
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色覚異常
仮性近視
近くのものはよく見えるのに、遠くのものが見えにくくなる近視を仮性近視といいます。
環境や遺伝など色々な要因で仮性近視になるといわれておりますが、原因を特定するのは困難です。
学校の視力検査で指摘された場合は、仮性近視の可能性がありますのでお気軽にご相談ください。
結膜炎
白目とまぶたの裏側の半透明な結膜が、赤く充血して炎症を起こすことを結膜炎といいます。
細菌性結膜炎は黄色ブドウ球菌など身の回りにある細菌に感染することで、ウィルス性結膜炎はアデノウィルスなどの感染で、アレルギー性結膜炎は花粉やハウスダストが原因で発症します。
斜視
片方の目の視線が別の方向に向いている状態が斜視です。約2%のお子様に斜視の症状があります。
経過観察や視覚訓練などお子様の状況に合わせて対処します。
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内斜視
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外斜視
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上斜視
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下斜視
※右目を正常な位置とした場合
弱視
5~6歳くらいまでの間に視力の発達が遅れることで、物をはっきりと見えない状態になります。
6歳までに発見し訓練することで、視力の発達が期待できます。
色覚異常
色覚異常は全く色が見えないというわけではなく、色はきちんと認識できます。他とは違う色に見えるという状態で色の見分けや同色の「色合い」を区別するのが少し難しく感じます。
色覚異常が見逃されているお子様の場合、色を見分けることに苦労しているのを、学習能力に問題があると勘違いされることもあるため注意が必要です。
間違えやすい色の組み合わせ
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赤 / 緑
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青 / 紫
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茶 / 緑
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オレンジ / 黄緑
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ピンク / 白 / 灰
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緑 / 灰 / 黒