眼圧検査
眼圧は普通10〜20ミリメートル水銀柱が正常範囲とされています。眼圧は日によっても、また昼と夜でも変動することがあるため、日や時間を変えて、繰り返し測定する場合があります。
眼圧が正常範囲でも視神経の障害が進行する《正常眼圧緑内障》があり、眼圧が正常範囲だから緑内障では無いとは言えません。
眼底検査
直接瞳から目の中を観察して、視神経や網膜の状態を調べる検査です。医師が直接目の中を見る場合と眼底カメラを使う場合があります。糖尿病や動脈硬化・高血圧など他の病気を発見したり、その程度を知る上でも重要な検査です。
緑内障の場合は視神経の束である視神経乳頭の中心が凹む乳頭陥凹という所見が認められます。
視野検査
見える範囲を調べる検査ですが、緑内障による視神経の障害の進行具合を見る上で、最も大切な検査です。
緑内障がかなり進行した場合は、視力検査ではよい視力が出ても、視野が狭くなりちょうど土管を通して遠くの景色を見たように、中心部以外はよく見えない状態になります。